日本のなかで一番馴染み深いギャンブルである『 パチンコ・パチスロ』!!
ガラス板で覆った多数の釘が打たれた盤面上に小さな鋼球を盤面左下から弾き出し、釘に従って落ちる玉が特定の入賞口に入ると、得点あるいは賞球が得られる日本の遊技(ゲーム)でよく駅前で見かけますよね??
そこで今回は【パチンコ・パチスロの還元率や期待値ペイアウト率】に関してまとめましたのでご紹介します!!
還元率とは?
ギャンブルをする上で必ず抑えておきたいのが【還元率】
と思ってしまいますがこのワードを把握していないと損をします。
還元率や控除率とは??
- 還元率 → 賭けた金に対して払い戻しとして還元される割合
- 控除率 → 賭け金に対して胴元が持っていく割合
※還元率+控除率=100%
要は還元率が低ければ低いほど戻ってくるお金が少なく
控除率が高ければ高いほど取られる金額も多くなるということだ。
還元率の例
仮に還元率60%のギャンブルの場合
「1000円の払い戻しの時に600円しか払い戻されない。」
という事。
1000円買った段階で既に400円が手数料として胴元に取られます。
買った段階でほぼ半分の金額が負けているということですね笑
還元率の計算法
普段やってるギャンブルが割に合うのかを自分で計算することもできます。
仮に毎付き3000円分の宝くじを買うとしましょう。
そのなかで一番ドベの6等は十分の一の確率になるので
1枚300円が現実的に当たると考えたところ・・・・
払戻金 ÷ 売上(賭け金の総額)=還元率
300÷3000=10
となりと恐ろしいほど低い「還元率」となります笑
「還元率」の計算方法を利用して割に合うのか計算してみましょう。
パチンコ・パチスロの還元率とは??
公益ギャンブルではない
通常公営のギャンブルでは還元率は法律で定められています。
ただパチンコは公益ギャンブル内の【公営競技(競馬・競輪・オートレース・競艇)と公営くじ(ロト・宝くじ・TOTO)】の2種類に該当しておらず、法律では「遊技」というくくりで、あくまで「娯楽・アミューズメント」という定義で成り立っています。
それゆえ刑法185条の「賭博罪」に該当せず公営ギャンブルにも当てはまりません。
公営ギャンブルの根拠法は、以下の通り。
公営ギャンブル | 根拠法 |
宝くじ | 当せん金付証票 |
オートレース | 小型自転車競走法 |
競輪 | 自転車競技法 |
ボートレース | モーターボート競走法 |
競馬 | 競馬法 |
なのでパチンコは還元率を公表しなくてもいいわけなんですね。
公平に還元率が設定されていなくても法律には抵触しない
パチンコ・パチスロの還元率は??
パチンコ・パチスロは「公営ギャンブルではない」ので還元率の公表義務はありません。よって、情報公開は各企業の任意によるため、ほとんど情報が公開されていないのが実状です。
しかし、情報透明性を売りしている遊技機メーカー「ダイコク電機」は、売上高と利益高を公表しています。
ダイコク電機株式会社の公表データでの還元率
※参考:DK-SIS白書2013
実際に、パチンコ産業においてコンピュータ機器を開発製造、販売するダイコク電機株式会社より、同社製コンピュータシステムを導入している店舗からの実データを基にした情報公開サービス「DK-SIS」による集計データから推定される市場規模と粗利規模の両方が発表されています。
該当年 | 売上高 | 粗利 | 粗利率(控除率) |
---|---|---|---|
2008 | 284,000 | 43,200 | 15.21% |
2009 | 276,000 | 42,700 | 15.47% |
2010 | 253,000 | 39,500 | 15.61% |
2011 | 246,000 | 38,200 | 15.52% |
2012 | 248,000 | 37,800 | 15.24% |
2013 | 241,000 | 36,300 | 15.06% |
「DK-SIS白書2013」を元に計算した場合の表
計算上は還元率は【85%】(控除率(テラ銭)15%)となります。
例として出すなら1万円の出玉を買った瞬間に実は8500円の出玉にすり替わっているようなものなので長期的にみると損をしてしまう可能性が高い。しかも、この数字も絶対とは言えません。「実データを基に」とありますが、そもそもダイコクメーカーの導入率は約5%と全体のシェア的にはごく少数です。
あくまで目安なので更に低い可能性も・・・
パチンコの還元率の設定は機械がランダムで行っており具体的にはわかりません。
ダイコク電機では【85%】の数値が出ていますがダイコク電機以外のパチンコ企業では還元率を公表していないため、自分で当たりを取るための研究を行わなくてはなりません。なのであくまでパチンコ業界に詳しいライターさんや元店長曰く約80%なのではないかと言われています。
もちろんこの数値は台によって日によっても変わってきます。
極端に言えば0~20%の日もあれば、100~150%の日も!!
パチンコ店は損をしない!!売上の流れは??
パチンコは経営している店が必ず儲けられるように設定しています。
例えば、お客さんの入店の多い土日祝日には当たりにくくしたり、いかにも初心者のような方が入店してきた際には当たりやすくしているという考え方もあります。 ほかにも、釘の位置を変えて難易度を上げたりして、当たる周期の設定を変えたり、他の台よりも利益率がいい1円台を多く入れたりもでき、店側儲けやすい設定にする方法はいくらでもあります。
やはり還元率が公表されていないため、細工をしようとすれば簡単に出来るので、パチンコは安定して稼げないギャンブルと言えるでしょう。
売上の経費から考えよう・・・・
全て売上から差し引かれて残った額が営業利益となります。
- 景品
- 人件費
- 水道光熱費
- 消耗品費
- 機械代
- 販売促進費
- リースの費用
- 維持管理費
これだけの経費を賄うと考えればいかに我々のお金から巻き上げられてるかわかりますね笑
パチンコ・パチスロのメリットは??
と思ってしまいますがもちろん利点もあります。
他の日本で遊ぶことが出きるギャンブルの中では【比較的勝ちやすく還元率も高い】ので継続して勝つ確率は高いです。競馬のプロは聞いたことありませんがパチンコ・パチスロのプロは普通に存在するのがいい例ですね。
日本のなかで唯一ギャンブルのみで生計を立てれる可能性があるのが利点でしょう。
全体で見れば負けは確定なので「どの店舗で遊技するか」個人としての回収率を高めるうえで重要項目となりますが、習得すべき知識やノウハウは多く、その立ち回り/不安定さからなかなか厳しいと言わざるを得ません。
まとめ
今回は【パチンコ・パチスロの還元率や期待値ペイアウト率】について解説しました。
一番還元率が高いパチンコ・パチスロは日本で行えるギャンブルの中ではかなりおすすめ度はたかいです。ただもしもっと割の良いギャンブルを探しているなら下記の還元率ランキングを参考にしてみてくださいね!
各ギャンブルの還元率一覧
おすすめ度(★5評価) | ギャンブル名 | 還元率 |
---|---|---|
★★★★★ | オンラインカジノ | 93~102% |
★★★★ | スポーツベッティング(ブックメーカー) | 95% |
★★★★ | 株・FX・仮想通貨 | 90% |
★★★★ | 仮想通貨 | 90% |
★★★ | パチンコ・パチスロ | 80~85% |
★★★ | 競馬 | 70~80% |
★★ | ボートレース(競艇) | 75% |
★★ | 競輪 | 75% |
★★ | オートレース | 70% |
★ | 宝くじ | 46% |